当協会が事務局を務める、やまがた中小企業支援ネットワーク会議構成機関職員の知見向上を目的として、11月8日（金）に事業再生にかかる研修会を開催しました。
　当日は、構成機関職員約60名の方よりご参加いただき、桜通り法律事務所　弁護士・中小企業診断士の宮原　一東氏を講師に招き、「中小企業の事業再生・私的整理の実例と実務　具体的な進め方・事例でわかる事業再生のポイント」をテーマに研修会を開催しました。
　宮原氏より、「企業が倒産すると取引企業まで連鎖する恐れがあるほか、従業員の失職が人口流出につながるなど地域に与える影響が大きい。金融機関や弁護士など、関係機関が連携し早期着手し私的整理を目指すことが大切」とご説明をいただきました。
　当協会では、本研修会で学んだことを活かし、ネットワーク会議構成機関と連携し、山形県内中小企業者の事業再生・廃業支援に取組み、地域経済の活性化に貢献していきます。